様々な音楽

スタジオブログ

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2019.08.31

音楽の定義

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「これって音楽なの?」

先日生徒さんが「これって音楽なんですか?」とスマホの音楽を流しました。

ロックの伴奏のうらで歌詞を読み上げている。いわゆる「ポエトリーリーディング」というもの。僕が「ヒップホップのラップも一緒じゃないの?」と言うと、「でもあれはリズムに言葉を載せてるけど、これはリズムと関係なく詩を言ってだけです。これは音楽と言えるんですか?

なるほど世間的にはそのように解釈するのだと感じました。

そもそも音楽は音を楽しむと書いて音楽です。その意味にいちゃもんをつけるつもりはありませんが、その言葉に騙されている部分があるとも感じます。

そもそも音楽=芸術と決まっているものでもないですし、音楽=楽しむものというのも音楽のごく一部の側面でしかありません。ただもしかするとそんな考えが一般的になっているのかも知れません。もちろんそういった側面は間違ってはいませんし、否定どころか大いに肯定していますが、それだけに括るのは非常に危険で視野が狭くなる考え方だとも思います。

例えば皆さんラジオ体操の音楽を視聴用にスマホに入れる人はまずいないと思います。

ここでのラジオ体操の音楽はあくまでラジオ体操を踊るための合図であり、わかりやすくするための利便性を持った音楽による誘導という側面が大勢を占めます。精神的に明るかったりリズミカルだったりはもちろん必要ですが、視聴用ではありません。

また、閉店間際のお店で流れる「蛍の光」、これも「蛍の光」自体を音楽として楽しむ人はいると思いますが、閉店間際のお店で聞き惚れている人に出くわすことはありません。

聞いている人はそれが閉店を知らせる合図だとわかっているからです。

音楽にはこのように娯楽性を目的としていない使われ方も存在します。また、前衛的な音楽の場合、聞いていて不快な音楽も存在します。

もちろん普段は心地よい音楽を聞きたいのには大賛成ですが、いろいろな音楽の形があることだけは頭の片隅においておいてほしいと思います。

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